ワークフローの呼び出しと変数の受け渡し

ワークフローの呼び出しと変数の受け渡し

使用:invoke workflow file


1. フローの途中で他のフローを呼び出したい時は、invoke workflow fileを使用する。

画像はswitchというワークフローを呼び出す場合


2.呼び出すだけであれば、前項目の通りxamlファイルを参照して完了。共通の変数処理がある場合は、import argumentを使用して変数を渡したり受けたりする。


3.まず、メインワークフローで初期値0のcount変数を作り、前項目のmessage boxを実行する。結果は下記画像の通り。


4.続いて、変数のままでは受け渡しが出来ない為、argumentという項目から受け渡しを行う為の箱aaa(引数)を作成する。

サブフロー(この場合はswitch.xaml)に変数を渡すだけの場合はDirectionをIn、貰うだけの場合はOut、両方の場合はIn/Outを選択する。


5.aaa(引数)を作った後は、invoke workflow fileのedit argumentからもaaaの内容を設定する。

受け渡ししたい値はcount変数なので、valueにcountを入れる。


6.続いてサブフロー(switch)側でもaaa引数を作成する。サブ側にはinvoke workflowは無いので、内容は特に設定せず、同じ箱を作るだけ。


7.これで一旦メイン→サブへの引き渡し準備はできたので、一旦メインのフローを実行し、サブ側にaaaの内容が渡っているか確認してみる。ちなみにサブ側のcount変数の初期値は空白なので、受け渡しが出来ていれば「0」、出来ていなければ「空白」が表示されるはずである。

結果↓



8.無事受け渡しは完了しているので、サブフロー側でcountの内容を変更し、変更後の値を表示してみる。

0だったcountに1を入れ、その後countをaaaに入れる。この時点の実行結果は下記画像の通り。サブ側引数の中身が更新された事が確認できる。


9.続いてメインフローに戻り、countの値がちゃんとメインフローにも戻ってきているか確認を行う。ちゃんと戻っていれば「1」が表示され、失敗していれば初期値の0が表示される。

結果↓


結果の通り、メインフロー側では一切count変数の値更新を行っていないが、しっかりとサブフロー側で処理された変更値が反映されている事が確認できる。



uipathメモ

uipathの操作手順メモです。条件式や変数、VB.NET等の知識はほぼありませんので、分からないなりの操作方法になっています。適切な変数や配列、VB.NET等を使用する事で遥かに工数が減る部分もあると思いますので、その際はご教授頂けますと幸いです。