多分岐処理(switch)②

多分岐処理(switch)②

関連記事:多分岐処理(switch)①

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使用:Flow Switch


1.以前、多分岐処理(switch)①でControlFlowのSwitchを使いましたが、 

今度はフローチャートのFlow Switchの使い方を紹介

2.大きな違いとして、ケース(分岐)ごとのフロー設定が簡単なものであれば、FlowSwitchの方が(視覚的にも)簡単に設定できるということ。コントロールの方は下記のようにケースごとにフローを設定していく必要がありますが、 フローの方は矢印を伸ばすだけです。

※ケースごとに複雑な動きをするものや、分岐後に同じような処理をする場合、分岐数が多い場合はControlFlowのSwitchの方が良かったりしますので、 どちらにも長所・短所はあります。


3. これから使い方を架空のフローを想定して説明しますが、想定する大まかなフローは次の通り。① エクセルで予定を読み込み、②WEBの予定管理システムで月日を選択して、③予定を入力。 ※架空のフローなので実際のWEBページや記録・設定は使いません。

上記のスケジュールを書き込んでいくフローをこれから作成していく。


4.まず、初期段階までの流れをUiPath上でフローにすると、次のようになります。※ブラウザオープンとかログインとかは省く。

5.一つ目の予定(B2)を入力した後でA3(B3)を読み込み、A3が空白ならフラグ「3」、A2と比較して年度が変わっていればフラグ「0」、月変更は「1」、日付変更は「2」というように設定します。

6.ここからはフラグごとに分岐をさせる必要があるので、Flow Switchの登場。

7.早速Flow Switchから年度選択の所まで矢印を伸ばしてみると、最初はDefaultになります。

8.A3が空白ならフラグ「3」、A2と比較して年度が変わっていればフラグ「0」、月変更は「1」、日付変更は「2」と設定したので、Defaultをプロパティで0に設定します。

↑ IsDefaultCaseのチェックを外す

↑ Caseに0を入れる


↑ 矢印がDefaultから0に変わる


9. 同じように月変更であるフラグ1を月選択の項目へ、終了フラグである3の場合は終了フローへ矢印を伸ばして、設定完了です。 ※矢印が重なるので2は省略しましたが、ちゃんと設定は必要です。


関連記事:多分岐処理(switch)①

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uipathメモ

uipathの操作手順メモです。条件式や変数、VB.NET等の知識はほぼありませんので、分からないなりの操作方法になっています。適切な変数や配列、VB.NET等を使用する事で遥かに工数が減る部分もあると思いますので、その際はご教授頂けますと幸いです。